BEMSがエコになる|経費を抑える新常識

基板外注で工程を合理化

基盤

製品の品質も安定

電子機器類を製造しているメーカーでは、機械の種類ごとにそれぞれ特色のある機能や利便性を追求してきました。各企業は独自技術を持っており、商品開発にも多額の経費をかけてライバル企業との競争に鎬を削っています。そうした独自技術とは別に、プリント基板と呼ばれる電子部品が大半の機械に共通して使用されています。エポキシ樹脂やフェノール樹脂などを含浸させた絶縁体に銅箔で回路パターンを構成したものがプリント配線板です。これにICや抵抗器・コンデンサといった電子部品が配置されたプリント回路板が実際の機械製品に組み込まれ、複雑な動作を実現できるようになります。多くの機械メーカーにとってこれらのプリント基板を自社で製造するのは大きな負担となっており、設計ミスによる動作不安定の事例も多発しています。機械にはますます多様かつ高度な機能が求められるようになっているため、使用されるプリント基板も多層化と高集積化の流れは避けられません。何度も試作を繰り返して動作検証をする場合の製造コストも問題となってきますが、プリント基板を専門に製造しているメーカーに外注することでそれらの問題は解決できます。プリント基板専門メーカーでは基板製造に特化した工程が整備されており、自社で製造するよりも低コストで小ロットの基板を試作してくれます。設計図通りにプリント基板を量産してらうことはもちろん、回路図や設計指示書に基いて設計代行サービスを利用することも可能です。技術力の高い専門メーカーにプリント基板製造を外注することによって、製品の品質向上と安定動作につながるというメリットも得られます。現在のプリント基板ではビルドアップ工法による10層以上の多層構造も可能となっており、インピーダンス整合や高密度配線の技術も向上しています。自社では難しい最新技術を導入することで、製品の小型化や薄型化、多様なデザインへの適合も実現できるのです。